2008年03月23日
首里城周辺めぐり
3月22日(土)、首里城公園友の会主催の「首里城周辺めぐり」が行われました。
今回の講師は、琉球大学教授の高良倉吉先生。会員さんと25名と共に、約2時間強のコースを歩いてきました。
首里城 → 中城御殿跡・大美御殿跡 → さくの川(カー) → 本覚山 → 宝口樋川・紙漉所跡 →太平橋跡 というコースで、首里の坂道を登ったり、下ったりという工程でしたが、なかなか個人では行かない場所もあったりと新鮮な周辺めぐりでした。
今回の目玉は、本覚山(金武御殿の墓)でした。尚豊王の母親のために立てられたとされる墓であり、横には「本覚山碑文」という石碑も現存しています
その他、さくの川では芭蕉紙、宝口樋川では百田紙が漉かれていたそうです。人々の生活だけでなく、王国時代の政治・外交に必要な紙の製作にも、首里の井泉は重要な役割を果たしていたのですね。
さくの川(カー)です。今でもコンコンと水が湧いています。
本覚山では、しっかり腰をおろして、じっくりと碑文の内容についてのレクチャーを受けました。
後方左側に見えるのが、本覚山碑文です。
宝口樋川にて。
首里城公園友の会の平成19年度事業も、残るは来週の伊是名巡見のみ。
さあ、楽しく安全に成功させねばと、意気込み満点です。
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Posted by りゃん at 14:12│Comments(0)
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